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2023.11.13

カナダ研修旅行1日目(一貫コース高校1・2年)

 本校では海外研修旅行を行っており、中高一貫コースは中学生がカナダ、高校生ベトナム・カンボジアが本来のプログラムとなっています。しかし、感染症に関わる状況により渡航が困難となり、今年は、3年ぶりの海外研修となりました。中学時にカナダ研修ができなかった高校1年生と高校2年生が合同でカナダでの7日間の研修を実施します。

11月11日㈯ 第1日 
  9:00 本校発(専用バス)
 14:00 成田国際空港着
 18:40 成田国際空港発(JAL0018)
 ~ここからカナダ時間です~
 10:45 バンクーバー空港着
 12:00 バンクーバー空港発
 12:30 グランビルアイランド
 14:15 新渡戸稲造記念公園
 17:00 ツワッセンフェリーターミナル出港
 18:35 スワーツベイ着
        バスで移動
 19:45 クオリティインダウンタウンインナーハーバー着
 19:50 ホームステイオリエンテーション
 20:15 ホストファミリーマッチング
       ホストファミリー宅に宿泊

①学校~成田空港
 成田空港までは,専用バスでの移動です。初めて成田空港に来た生徒からはその大きさに感嘆の言葉が自然と漏れていました。全員が無事検査を終え,出国ロビーへ。日本円をカナダドルへ両替する生徒も見られ,いよいよカナダへ出発する緊張が感じられました。

②成田空港~バンクーバー空港
 成田を飛び立ち、約9時間のフライトです。バンクーバー空港へ降り立った生徒の様子は,ほとんどが睡眠不足。現地のガイドであるミツエダさんと合流し,新渡戸稲造記念公園へ出発。ミツエダさんは,なんと福島市出身のため,とても親近感のあるガイドさんでした。

③新渡戸稲造記念庭園
 ミツエダさんのガイドのもと,UBC(ブリティッシュコロンビア大学)へと向かいます。UBC内にある「新渡戸稲造記念庭園」は,休園日にも関わらず、特別に本校だけのために開けてくださいました。庭園内は,この時期には珍しく美しい紅葉が見られました。旧五千円紙幣にもなった、思想家・教育者の新渡戸稲造先生は国連事務次長まで務めましたが、ビクトリアの地で病で亡くなりました。その功績を称えた日本庭園が今でもこの地に素晴らしい状態で残っていることは、ビクトリアの皆さんの新渡戸先生への思いの象徴だと思います。「願はくはわれ太平洋の橋とならん」の碑のように生徒一人ひとりが今後の社会のかけ橋となるような人材に育ってほしいと思います。

④グランビルアイランド
 グランビルアイランドは、グランビル・ブリッジの下に産業目的で造られた埋立地で、レストランやショップ、ギャラリー、市場、ホテルまである人気のエリアです。全員で記念撮影をしてから,フードコートでの自由昼食となりました。カナダでの初めての買い物に、最初は不安だらけでしたが,勇気を振り絞って購入してみると,意外と簡単だと気付いたようです。中には,3ドルの買い物に5ドル札を出したつもりが,50ドル札を出してしまい、大量のお釣りに戸惑っていた生徒もいました。失敗することも研修旅行の醍醐味のひとつではないかと思います。

⑤フェリー
 研修地のビクトリアはバンクーバー島の南端にあり、フェリーで1時間30分の船旅です。フェリーの中には軽食販売や,自動販売機があります。いったい何味の飲み物なのか不明なものもありましたが,挑戦した生徒いわく「湿布のような味」だったそうです。それでもなぜか飲めば飲むほどはまっていました。フェリーを降り,バスでビクトリア市内へ。いよいよホストファミリーとのマッチングです。どんなホストなのか不安と期待が入り混じっているようでした。順次,ホストファミリーが迎えに来て,記念撮影をした後にそれぞれのホームステイ先へと旅立ちました。明日は,一日ホストファミリーと過ごします。充実した一日となることを期待しています。

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