6月7日(金)、福島成蹊中学校・高等学校において春季避難訓練が実施されました。
訓練内容は、「地震火災からの避難」と「不審者対応訓練」です。
地震火災からの避難については先日ご報告した上浜キャンパスの避難訓練と同様ですが、不審者対応訓練は腰浜キャンパスのみの実施となりました。
避難訓練の翌日6月8日は学校教育現場においては特別な日です。
平成13年6月8日、大阪府池田市にある大阪教育大学付属池田小学校に刃物を持った男が侵入しました。男は浜野で児童を次々と襲い、1年生と2年生の児童8人が死亡し、教師2人を含む15人が重軽傷を負うという痛ましい事件があったのです。
この事件を受け、学校では組織だって児童生徒を守るための訓練をするようになったのです。
今回、本校においては1名の不審者が校舎内に侵入し、児童に危害を及ぼそうとするという想定で訓練を実施しました。
不審者役の先生が大きな声を出しながら生徒の生活するフロアに侵入してきます。これに対する対応について詳細には述べませんが、生徒たちは恐怖感を感じつつも冷静に対応することができました。また、私たち教員も真剣に生徒を守るべく、緊急時にどのような行動をとればよいのか確認することができました。
安全安心な学校づくりのため、今後もこのような訓練は実施してまいりたいと考えています。