心を育み、叡智を究める。福島成蹊の首都圏型「中高一貫教育」

　１０月４日の福島民報新聞に、本校卒業生の持地佑季子さんが小説家デビューとの記事が掲載されました。

　記事によると、持地さんは本校（女子高時代）を卒業後、法律事務所で働きながら脚本家養成学校で学び、『アカッパラ島』で第２０回フジテレビヤングシナリオ大賞の佳作を受賞。その後『青夏きみに恋した３０日』『プリンシパル　恋する私はヒロインですか？』など、数々の青春映画の脚本を手掛け、今回『クジラは歌をうたう』（集英社文庫）で小説家としてデビューされました。

　『クジラは歌をうたう』は、高校時代に好きだったが、すでに亡くなった女性のブログを見続けている主人公が、ある日、ブログが更新された謎を解くために沖縄に向かうというストーリー。持地さんは「自分で好きなように書ける小説に挑戦してみたかった。自分の青春時代を重ねたり、願望を込めたりした」と語られたそうです。成蹊時代の思い出も反映されているかもしれませんね。

　卒業生の活躍は喜ばしい限りです。『クジラは歌をうたう』をぜひ、読んでいただきたいと思います。卒業生でなくともフツーに面白そうです。



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