福島市の自立訓練・就労移行支援 「福島市就労支援凸」

福島市就労支援凸

2026.08.31

#115【代表ブログ】「隠して就職」は本当に幸せ?クローズ就労の定着率20%未満という現実

こんにちは!

 

福島市就労支援凸(でこ)の代表、

遠藤一歩です。

 

このブログは、

私が日々の支援や運営の中で感じた

「気づき」を基に言葉にしています。

 

 

◆ 76.5%の人が「障害を隠して」就職活動をしている現実

 

先日、日本財団が

発達障害や精神疾患の診断を受けた方を対象に、

就職時点での「診断名の開示・非開示」

に関する調査結果を発表していました。


 

リンク:日本財団の調査

https://www.nippon-foundation.or.jp/who/news/information/2026/20260722-123730.html

 

その調査によると、

対象となった方の76.5%が

「自分の診断名を伝えずに

(クローズで)就職活動をしていた」

といいます。

 

理由はやはり、

「正確に伝えると就業で

不利益が生じるのではないか」

という不安や恐れからです。

 

精神疾患や発達障害に

対する社会の理解が

まだまだ浸透していないからこそ、

そうやって隠さざるを得ない。

 

その当事者の方々の

恐怖や不安な気持ちは、

痛いほどよく分かります。

 

しかし、

発達障害がある家族をいることに加えて、

毎日多くの利用者さんと接している

私の立場から、

あえて正直に申し上げます。

 

やはり、

仕事においては

「診断名や特性は隠さず、

正確に伝えるべきだ」

というのが私の考えです。

 

 

◆ 「ワンチャン採用」の先に待つ、自己否定のループ

 

なぜ隠してはいけないのか。

 

それは、

どれだけ面接の場でうまく取り繕って

「ワンチャン採用」を勝ち取ったとしても、

生まれ持った特性や

そこから生じる生きづらさは、

日々の仕事の中で

必ず表面化してしまうからです。

 

自分の苦手な部分を隠したまま

働き始めると、職場で

同じミスを繰り返してしまう

ことになります。

 

周囲からは

「なぜ言われた通りにできないんだ」

と責められ、本人も

「どうして自分はダメなんだろう」と悩み、

自己肯定感はどん底まで落ちてしまいます。

 

その結果、

心身のバランスを崩して

早期離職に至ってしまうのです。

 

事実、厚生労働省の過去の調査でも、

障害を隠して働く「クローズ就労」

の1年後の職場定着率は

20%未満(5人に1人も残れない)

というデータが出ています。

 

私はこれまで、凸(でこ)の立ち上げから

現在までの8年間で、

500人近い方々の最初のご相談に乗ってきました。

 

その中で、この

「隠して就職し、

傷ついて退職し、

ボロボロになり

やっと回復してきたので相談に来る」

という悪循環に陥ってしまった方を、

本当に数え切れないほど見てきたのです。

 

 

◆ 嘘の上には「win-win」の関係は築けない

 

私は30代前半から約20年間、

企業のマネジメントに携わってきました。

 

その経験から言えるのは、

不正確な情報(嘘)をもとに結ばれた雇用関係は、

決して長続きしないということです。

 

例えば、妊娠4か月の方が

「数か月後の出産」という事実

を隠したまま採用選考を受けるのと、

自分の特性を隠したまま入社するのは、

企業側から見れば何ら変わりはありません。

 

雇用関係を続けていくためには、

雇う側と働く側の双方が

「Win-Win」であること

が絶対に必要です。

 

どちらか一方が我慢を重ね、

犠牲を払うような関係は持続しません。

 

お互いに100%完璧な環境はあり得ないからこそ、

最初に正確な情報を出し合って、

すり合わせを行うこと

(適材適所を探ること)が

必要不可欠なのです。

 

 

◆ 正確な情報と「配慮事項」を明文化し、あなたを守る

 

世間の多くの就労移行支援では、

「とにかく早く就職させること」を優先し、

当事者の本心を無視して

「言わずに就職しちゃえば?」と

安易にクローズ就労を勧めるところもあるかもしれません。

 

ですが、凸(でこ)は違います。

 

私たちは、あなたがボロボロになって辞めていくような、

不幸なミスマッチを絶対に防ぎたいと考えています。

 

そのため、凸(でこ)のスタッフは、

自らの「早く就職させたい」という

焦りやバイアスを排除するために、

毎朝45分間の「情報共有」と「思考トレーニング」

を欠かさず行っています。

 

スタッフ自身が

あなたのありのままの特性を丸ごと受け止める

「全量受容の思考法」

を脳内にインストールしているからこそ、

凸(でこ)に来れば

「相手の反応を窺う(相手軸)」必要

が一切なくなります。

 

あなたはただ、

安心して「自分との対話」に集中してください。

 

自分の得意なこと(凸)と

苦手なこと(凹)の現在地を

客観的に見つめ、

企業に対して

「これだけの情報と、

この配慮事項があれば、

私はこんなに戦力になります」

と正確に伝えるための準備を、

私たちが盾となって、

どこまでも真剣にお手伝いします。

 

一人で無理に

会社に合わせる必要はありません。

 

あなたがあなたらしく、

長く安定して輝ける職場を、

凸(でこ)と一緒に探してみませんか。

 

 

◆ 福島市就労支援凸(でこ)

 

自立訓練(生活訓練)・就労移行支援・就労定着支援

[見学・相談のお申し込みはこちら] https://forms.gle/GavsQwRRMJjKHFWZ9

 

 

💬 「自分の障害や苦手を伝えたら、

どこにも雇ってもらえないんじゃないか」

と、一人で怖くなっていませんか?

 

あなたの特性は、

隠すべき「悪いもの」ではありません。

 

大切なのは、

それをどう正確に伝えて、

お互いに無理のない環境を作るかです。

 

凸(でこ)のスタッフは、

あなたが安心して鎧を脱ぎ、

あなたにぴったりの「働き方」を見つけられるよう、

全力で受け止める準備をして待っています。

 

まずは、

あなたの不安な胸の内を、

私たちにそのまま聴かせてくれませんか?

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