こんにちは!
福島市就労支援凸(でこ)の代表、
遠藤一歩です。
このブログは、
私が日々の支援や運営の中で感じた
「気づき」を基に言葉にしています。
◆ 「いい格好」をしなくていい。人前で演じないデコ風SST
自立訓練(生活訓練)という制度の本来の目的は、
医療機関や学校から
「社会」へと繋がるための架け橋(生活改善)
にあります。
福島市就労支援凸(でこ)では、
この自立訓練(生活訓練)の仕組みを
精神疾患や発達障害の特性に合わせて、
より実践的にチューニングして運用しています。
その代表例が、
午前中に行う「デコ風SST(社会生活技能訓練)」です。
一般的なSSTでは、大勢の前で
ロールプレイングを行うことが多いのですが、
人前だとつい「いい格好」をして
無理を取り繕ってしまいがちです。
そのため、凸(でこ)では
人前で演技をする必要を一切なくしました。
まずは知識を入れ、
自分はどう考えるかを整理し、
まずはスタッフ1人にだけアウトプットする形
で一度完結させます。
その後に行う全体振り返りも、
「話したい人だけが話す」スタイルです。
私やスタッフも自身の感想や考えも提示するため、
自分とは違う多面的な視点と比較しながら、
安全に学びを深めることができます。
「対人関係の距離感(バウンダリー)」や
「健康管理」
「片付け」などのテーマを
1週間かけて月〜木で多角的に捉え、
金曜日に1週間の理解をまとめる。
4〜5ヶ月で一巡するサイクルを
何周も繰り返すことで、
無理なく知識が定着していきます。
◆ 1週間のPDCAで「自分だけの取扱説明書」が完成する
午後のメインプログラムである
「自分発見プロジェクト」では、
午前中にインプットした知識を
日常生活の中でどう活かすかという
アウトプット(PDCAサイクル)を行います。
水曜日と金曜日に
「片付けがうまくいかない」
「コミュニケーションの悩み」
といった問題の原因を整理し、
「じゃあ土・日・月でこれを試してみよう」
と実践内容を決定します。
そして火曜日の午後に、
実際にやってみてどうだったかを振り返ります。
この1週間単位での試行錯誤に加え、
担任・副担任スタッフと毎週行う
25分間のキャリアカウンセリング(CC)で
目標や計画をすり合わせていきます。
そうすることで、誰かに強制されることなく、
自分の得意・不得意や対処法が詰まった
「自分だけの取扱説明書(マニュアル)」
が自然と積み上がっていくのです。
◆ 医療からの社会復帰と、通信制高校卒業後の「次のステップ」
凸(でこ)の自立訓練プログラムには、
大きく分けて2つの活用モデルがあります。
1つ目は、
精神科デイケアなどの医療機関から、
より生活や社会に密着したステップへ移行したい
という精神疾患の回復過程にある方のモデルです。
そして2つ目が、
近年特にニーズが高まっている
「通信制高校やサポート校を卒業した後のステップ」
としてのモデルです。
不登校などを経験された方は、
勉強や作業スキルは学習できても、
同世代や多様な人と関わる「社会経験」
の時間が少なくなってしまう傾向があります。
文部科学省のデータでも
通信制高校卒業生の約33%は行き先が定まらないまま
卒業を迎える現状がありますが、
周囲から傷つけられない安全な環境で、
集団や社会との関わり直しを行う場として、
凸(でこ)の自立訓練が深く機能しています。
◆ 自分に合った学び方で、生きやすい生活を組み立てる
医師の監修に基づくしっかりとした根拠を持ちながらも、
本人の「興味が持てたこと」だけ
にフォーカスして無理なく進められるのが、
凸(でこ)のプログラム設計です。
就労移行支援を検討して相談に来られた方でも、実は
「まず生活の土台や自分の取扱説明書を作ること(自立訓練)」
の方が優先度が高いケースが多くあります。
「社会に出る前に、まずは
自分のペースで生活を整えたい」
「人前に出たり無理に合わせたりせずに、
自分に合った生き方を見つけたい」
そう感じている方は、ぜひ一度
凸(でこ)の自立訓練プログラムを見学してみてください。
あなたに合った具体的な学びのプロセスを、一緒に考えていきましょう。
◆ 福島市就労支援凸(でこ)
自立訓練(生活訓練)・就労移行支援・就労定着支援
[見学・相談のお申し込みはこちら] https://forms.gle/GavsQwRRMJjKHFWZ9
💬 「いきなり働いたり、
人前でうまく振る舞ったりするのはハードルが高い」
と、将来に不安を感じていませんか?
凸(でこ)の自立訓練では、
無理に自分を演じる必要はありません。
安全な環境で少しずつ知識を学び、
1週間ごとの小さな試行錯誤を繰り返しながら、
自分らしく生きるための「取扱説明書」
を作っていくことができます。
まずは見学や相談から、
あなたのペースで第一歩を踏み出してみませんか?