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2019.03.18
図書室雑感
学校の図書室には何かしら思い出がある方が多いのではないでしょうか。
私の小学校は3年生から図書室が使用できたのですが、最初に図書室に入った時には何か大人の扉を開いた気がして、学校の中でそこだけが別空間のように感じられました。そして最初に夢中になったのが、誰もが通る(?)関門、「少年探偵団シリーズ」!あのおどろおどろしい表紙の絵とともに、自分と同年代の少年探偵たちの大活躍、明智小五郎と怪人二十面相が繰り広げる大どんでん返しの果てしない連続に、ページをめくる手は止まることがありませんでした。
図書室は学校の伝統を反映するもので、本校の上浜キャンパスの図書室には約4万5千冊の蔵書があります。ちなみに、全国学校図書館協議会の統計によると、高校の図書室の平均蔵書数は約2万6千冊ですので、本校生はとても恵まれていると言えます。
最近は、まずは図書室に入ってほしいという考えから、マンガや雑誌も多く置くのが主流となっています。本校でも、ある程度は学習にかかわることが前提ではありますが、マンガや雑誌を扱ったり、ベストセラーや映像化作品などを展示したりと、さまざまな工夫をしています。先日発刊された今年度の「図書館報」によると、「心に残った本」は高校の全学年で男女とも『きみの膵臓をたべたい』でした。
現在は貸出手続きもバーコードで「ピッ」になり、便利になりました。でも、昔のように、本の後ろの貸し出しカードに有名な卒業生や好きな子の名前を見つけた時のハイテンションを味わえないのはちょっぴり残念ですが。
福島成蹊高等学校ホームページ→http://www.f-seikei.ed.jp/hs/
福島成蹊中高一貫ホームページ→http://www.f-seikei.ed.jp/jhs/

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