2019.03.20
桃李探求プロジェクト『水を探求しよう』 本選発表会
2020年度からの大学入試改革にともない、高校の教育内容も大きく変わっていきます。特に、新しい学力のあり方として、今までの「知識・技能」に加え「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」が提示され、これらは今ままでの講義的な授業だけでは十分に養い高めることが難しい力とされており、教育の現場では新しい形の学習スタイルを確立することが求められています。
その一環として、高校文理選抜コースでは1年間をかけて「探求学習」を行ってきました。『水』を統一テーマとし、まずは、一人ひとりが、自分自身が疑問や関心を持ったテーマを見つける。次にそのテーマについてさまざまなメディアや実験、観察等を通して学びを深め、論理的にまとめます。そして、他者に分かりやすいように伝える。簡単に言えば、現代社会で不可欠とされる「プレゼンテーション力」を養う学習です。
昨日と本日の2日にかけてクラス予選を勝ち抜いた16名(チーム)が最終発表会に臨みました。「水の適正価格」「水道水と小学校」「貝類における水質浄化の働き」「水と医療技術」「水がついている地名は近くに川があったのか」など、さまざまな分野にわたり、発表があり、その一つ一つが大切な問題提起となっていました。
グローバル化の進展を軸に、AIの発達や超高齢化など、生徒たちは今まで誰も経験したことのない社会を生きなければなりません。21世紀を創造する人間を育てるため、本校でもさまざまな取り組みをしていきたいと思います。
福島成蹊高等学校ホームページ→http://www.f-seikei.ed.jp/hs/
福島成蹊中高一貫ホームページ→http://www.f-seikei.ed.jp/jhs/

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