福島成蹊よくある質問


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2019.06.05

頑張れ!教育実習生

 先週から教育実習期間となっており、大学生となった卒業生たちが母校に戻って学んでいます。早い実習生は期間が2週間ですので、もう終わりが近づいています。実習のしめくくりには研究授業を行い、その後の研究討議で先生方からありがたいお言葉をいただき(笑)、大学に戻ることになります。本日は今シーズン最初の実習生による研究授業がおこなわれました。自分が実習生のころと比較すると、しっかりしてるなあ、と感じます。

 自分が教育実習の時、指導教官から言われた「教員人生の中で、教育実習の研究授業を超える授業をするのは至難の業だよ」という言葉が心に残っています。当時はそんなことあるはずがない、と思いましたが、今から思えば、教員になると授業は日常の仕事となってしまい、真摯に授業と向き合った実習生のころの熱さを忘れてしまうという意味だったように思います。

 私は国立大学の教育学部出身で、教育実習は出身校ではなく大学の附属学校で行いました。当時は附属学校は学生を鍛えるという風潮があり、指導教官からはかなり厳しい言葉を投げかけられ、女子学生のほとんどは泣かずに実習を終えることはありませんでした。そのせいか、実習生の団結力はひじょうに強く、誰かの研究授業があるときには同じクラスの実習生4~5人がみんなで取り組み、意見をぶつけ合ったり、模擬授業をしたりしていました。学校には夜9時までいられたのですが、その後はファミレスに行って、さまざまに準備をしていました。確かにあのころは熱かったです。

 教員生活30年になりましたが、私が教育実習時の研究授業を超える授業をできたかどうかはノーコメントです。


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