一貫コースでは裏千家の助教授を講師に、敷地内の茶室「自蹊庵」にて6年間茶道教育を実施しています。
国際社会においては異文化を理解することは勿論、自文化を伝えていくことも大切です。
初めのうちは、作法を覚えることでいっぱいいっぱいだった生徒も、
回を重ねるごとに、その作法の裏にある「おもてなしの心」「和の心」を理解していきます。

中学3年生のカナダ研修旅行の中で、姉妹校との交流があります。
その際に日本文化を紹介する時間があるのですが、茶道はとても人気があります。
単に「茶を味わう」だけでなく、その一杯にたどり着くまでの作法や、その裏に込められた「心」に高い関心をもっているのです。
生徒たちには、このような素晴らしい伝統的な日本文化をこれからも大切にしていき、
その素晴らしさをさまざまな人に伝えられるようになってほしいと願っています。