福島成蹊よくある質問


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2019.10.06

国際的な活動ができる人材に! 第2回実用英語技能検定

 「10年間(中学・高校・大学)、英語を学んでもろくに英会話ができないのは日本人くらいだ」という批判はよく聞かれますが、かくいう私もその一人です。受験生の時は、単語と文法を覚えて、あとは文章を読む練習をしていたので、読んだり書いたりはある程度できますが、聞いたり話したりは全くできません。
 
 グローバル化が進展する中、もちろんこれではお話になりません。現在では、学校教育の中でも「聞く」「話す」は重視されており、現在進行中の教育改革でも、これらは大きなポイントとなっています。先日、行われた国際理解講演会では、「英語圏以外の国ではどのように意思の疎通をするのですか」という生徒の質問に対し、講師の先生は「どの国にも母国語以外に英語を話せる人が必ずいます。英語ができれば大丈夫です。」と答えていらっしゃいました。

 本校でも教育目標のひとつに「国際的な活躍ができる人材の育成」を掲げています。その中に「実践的な英語力の育成」があり、英語検定の受検はその手段の一つになります。

 10月5日㈯には第2回の英語検定があり、中学生は全員、高校生は希望者が受検しました。中高一貫コースでは、中学生は準2級(高校中級程度)、高校生は2級(高校卒業程度)を前提にそれ以上へのチャレンジを目標としています。中学生では目標を超えて、すでに2年生で2級を取得している生徒もおり、今回も5人が2級にチャレンジします。高校生も、例年、準1級を取得する生徒が出ています。「準1級」は文部科学省が英語の教員に取得を推奨しているレベルです。

 先日、夢発見ツアーで東京へ引率した際、私がリーダーとして動いていたからでしょうか、見知らぬ外国の少女に英語で話しかけられました。私は動転して「ソーリー」しか言えず、少女は悲しげな顔になり、私も申し訳ない気持ちでいっぱいでした。私が英会話ができれば、少女の笑顔を見ることができたのでしょう。東京では、コンビニや飲食店で外国の方が働いているのは当たり前になっていますが、その波が福島にも及んでくるのは間違いありません。新しい時代を生きる生徒たちには、そのためのスキルをしっかりと身につけさせなければいけないと切実に思います。

福島成蹊中高一貫コースの国際理解教育について→http://www.f-seikei.ed.jp/jhs/international.php

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