先週水曜日に、中学2年生が福島養護学校へ交流学習にいってきました。
この交流学習は今年で3年目を迎えました。
毎年、生徒たちの“障がいに対する考え方やイメージ”が行く前と後で大きく変化する機会となっています。
事前アンケートでは、
「どんな学校生活を送っているのか知りたい」
「障がいをもった人と接したことがないのでどうすればいいかわからないので不安」など、
生徒それぞれがいろいろな想いをもってこの日を迎えました。
始めの会では、お互いに学校の紹介をしました。

養護学校の生徒にもわかりやすく伝わるように工夫して発表することができました。
その後、グループごとに作業学習がスタートしました。
こちらの写真は“革工芸班”。革を加工して、オリジナルネームタグを作成します。

作業をしながら、少しずつコミュニケーションをとれるようになりました。
お互いに表情も少しずつ柔らかくなってきました。
こちらは“紙工班”。だるま型の土台に、好きな色の紙を貼り付けていきます。
仕上がりはこんな感じになる予定です!
どの作品も、年が明けてから、福島養護学校の生徒たちが完成品に仕上げてくれます。
完成品が届くのが待ち遠しいです!
終わりの会では、交流学習のお礼に合唱を披露したり、手を取り合ってダンスを踊ったりしました。
大盛り上がりで交流学習が終了しました。
「みんなと一緒に行動したりすることに、障がいの壁など一切ないと気づきました。」
「私よりも速くしかも丁寧に作業していることに正直驚きました。」
「私に得意なことや不得意なことがあるように、障がいも個性の1つなのだと思いました。」
生徒たちはこの機会に様々なことを感じたようです。
今後は間接交流という形で活動が続いていきます。
今の気持ちを大切にして、次の活動に生かしていってほしいと思います。