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2020.03.02
私のホームステイ記 カナダ研修旅行【番外編】
本日も、生徒たちはホスト・ファミリーと過ごしており、現地よりのレポートはありませんので、番外編として「私のホームステイ記」と題してお送りします。
本校のカナダ研修では、引率者も、最低、最初の１回はホームステイするという不文律があります。生徒がどんな状況で過ごしているのか、教員も体験的に知っておく必要があるためです。かくいう私（担当A）も、ビクトリアでホームステイを経験しました。
私がお世話になったのは５０代の夫婦で、すでに本校でもお世話になっている家庭でした。ただし、「教員」を迎えるのは初めてだったそうです。「新婚なんだ」と言われて少し驚いたのですが（それは日本でも珍しいわけではないので）、部屋にあった写真立ての、ご夫婦とも全く肌の色が違っていた女性を「妹だよ」と言われたときは、「多民族文化」を実感しました。ご主人は学校の用務員、奥さんはケースワーカーのようなお仕事だったと思います（「ような」「思います」と言うのは、「私の英語力で理解できた範囲では」という意味です）。
事前のメールで「好きなもの」を「ビール」と伝えていたので、家に着くとすぐにドーンとジョッキが出てきて、大皿に載ったスペアリブにソースをかけたのや、サラダなど、３人で食べるとしたら日本の２～３食分のごちそうが並べられました。おみやげとしてご主人にはゲームカード（自己紹介欄に趣味として書いてあった）、奥さんには風呂敷を持っていきました。風呂敷はテーブルクロスや壁飾りとしても人気があります。
部屋をあてがわれ、基本、生活は自由です。夕食の時間は告げられていますが、朝食は「冷蔵庫内にあるものを自由に食べて行って」と言われ、シャワーも自由。毎晩、カードゲームや社交ダンスをするバーや、巨大なショッピングモールなどに連れて行っていただきました。
カナダの方々は、カナダが大好きです。特に国旗を愛していて、家には国旗デザインの物も多く、国旗柄のＴシャツを着た方もよく見かけました。私も着いてすぐに、国旗デザインの大きなタンブラーのプレゼントをいただきました。
お弁当は、生徒たちと同様にホストファミリーが持たせてくれました。生徒のお弁当ものぞきましたが、パターンはどの家庭もほぼいっしょです。①パン（間にジャムやピーナツバター）、②フルーツ、③チョコバー・お菓子のようなもの、④ジュース。ちなみに、自動販売機は全くありません。外国の方が日本に来てまず驚くのは自動販売機の多さだそうです。
金曜の夜、フェアウェルパーティーが終わってから、ホスト・ファミリーがアイスホッケー観戦に連れていってくれました。これも事前のメールで希望していたことです。地元では「ホッキー」と発音するので、最初、どこに行くのか分かりませんでした。（ちなみに「マクドナルド」は「マッダーナラ」です）カナダはアイスホッケー大国、みんな大好きです。ＮＨＬという北米（アメリカ・カナダ）プロリーグが頂点ですが、ブリティッシュコロンビア州内にもリーグがあり、観戦したのは、その中の１８～２１歳くらいのリーグでした。プロを目指す選手ということでしたが、正直あまり期待していませんでした。しかし、会場は鳴り物などで次第に盛り上がり、選手がリンクに出てきたときは、あまりのカッコよさに倒れそうなほどでした。プレーのレベルは、私の目からはプロと遜色はなく、アイスホッケーの花「ファイティング」も楽しませてもらいました。
週末は生徒たち同様、ホストファミリーと過ごしました。土曜は家庭の用事がてらドライブに出かけ、「シュメイナス」という壁画で町興しをした観光地に立ち寄りました。通常の民家も含め、街中が壁画だらけで、街そのものが観光地になっています。
月曜の早朝に生徒が本部に戻るため、一足早く、日曜にはホストファミリーとお別れし、ビクトリアの中心にあるショッピングビル「ベイ・センター」で念願の「ＵＤＯＮ」を食べました。１週間ぶりの和食です。「egg」と「shrimp」があり、「egg」を注文しました。もちろん、イメージは「月見」もしくは「卵とじ」だったのですが、出されたものは大きめの消しゴム大のキューブ状のものがポンと載っているだけで、硬めの茶わん蒸しのようなものでした。それでも美味しかった……！忘れられません。
私の個人的な話ですみませんでした。いよいよ明日からは研修も終盤、バンクーバーに移動です。レポートをお楽しみに！
福島成蹊中高一貫ホームページ→http://www.f-seikei.ed.jp/jhs/
福島成蹊高等学校ホームページ→http://www.f-seikei.ed.jp/hs/
本校のカナダ研修では、引率者も、最低、最初の１回はホームステイするという不文律があります。生徒がどんな状況で過ごしているのか、教員も体験的に知っておく必要があるためです。かくいう私（担当A）も、ビクトリアでホームステイを経験しました。
私がお世話になったのは５０代の夫婦で、すでに本校でもお世話になっている家庭でした。ただし、「教員」を迎えるのは初めてだったそうです。「新婚なんだ」と言われて少し驚いたのですが（それは日本でも珍しいわけではないので）、部屋にあった写真立ての、ご夫婦とも全く肌の色が違っていた女性を「妹だよ」と言われたときは、「多民族文化」を実感しました。ご主人は学校の用務員、奥さんはケースワーカーのようなお仕事だったと思います（「ような」「思います」と言うのは、「私の英語力で理解できた範囲では」という意味です）。
事前のメールで「好きなもの」を「ビール」と伝えていたので、家に着くとすぐにドーンとジョッキが出てきて、大皿に載ったスペアリブにソースをかけたのや、サラダなど、３人で食べるとしたら日本の２～３食分のごちそうが並べられました。おみやげとしてご主人にはゲームカード（自己紹介欄に趣味として書いてあった）、奥さんには風呂敷を持っていきました。風呂敷はテーブルクロスや壁飾りとしても人気があります。
部屋をあてがわれ、基本、生活は自由です。夕食の時間は告げられていますが、朝食は「冷蔵庫内にあるものを自由に食べて行って」と言われ、シャワーも自由。毎晩、カードゲームや社交ダンスをするバーや、巨大なショッピングモールなどに連れて行っていただきました。
カナダの方々は、カナダが大好きです。特に国旗を愛していて、家には国旗デザインの物も多く、国旗柄のＴシャツを着た方もよく見かけました。私も着いてすぐに、国旗デザインの大きなタンブラーのプレゼントをいただきました。
お弁当は、生徒たちと同様にホストファミリーが持たせてくれました。生徒のお弁当ものぞきましたが、パターンはどの家庭もほぼいっしょです。①パン（間にジャムやピーナツバター）、②フルーツ、③チョコバー・お菓子のようなもの、④ジュース。ちなみに、自動販売機は全くありません。外国の方が日本に来てまず驚くのは自動販売機の多さだそうです。
金曜の夜、フェアウェルパーティーが終わってから、ホスト・ファミリーがアイスホッケー観戦に連れていってくれました。これも事前のメールで希望していたことです。地元では「ホッキー」と発音するので、最初、どこに行くのか分かりませんでした。（ちなみに「マクドナルド」は「マッダーナラ」です）カナダはアイスホッケー大国、みんな大好きです。ＮＨＬという北米（アメリカ・カナダ）プロリーグが頂点ですが、ブリティッシュコロンビア州内にもリーグがあり、観戦したのは、その中の１８～２１歳くらいのリーグでした。プロを目指す選手ということでしたが、正直あまり期待していませんでした。しかし、会場は鳴り物などで次第に盛り上がり、選手がリンクに出てきたときは、あまりのカッコよさに倒れそうなほどでした。プレーのレベルは、私の目からはプロと遜色はなく、アイスホッケーの花「ファイティング」も楽しませてもらいました。
週末は生徒たち同様、ホストファミリーと過ごしました。土曜は家庭の用事がてらドライブに出かけ、「シュメイナス」という壁画で町興しをした観光地に立ち寄りました。通常の民家も含め、街中が壁画だらけで、街そのものが観光地になっています。
月曜の早朝に生徒が本部に戻るため、一足早く、日曜にはホストファミリーとお別れし、ビクトリアの中心にあるショッピングビル「ベイ・センター」で念願の「ＵＤＯＮ」を食べました。１週間ぶりの和食です。「egg」と「shrimp」があり、「egg」を注文しました。もちろん、イメージは「月見」もしくは「卵とじ」だったのですが、出されたものは大きめの消しゴム大のキューブ状のものがポンと載っているだけで、硬めの茶わん蒸しのようなものでした。それでも美味しかった……！忘れられません。
私の個人的な話ですみませんでした。いよいよ明日からは研修も終盤、バンクーバーに移動です。レポートをお楽しみに！
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福島成蹊高等学校ホームページ→http://www.f-seikei.ed.jp/hs/
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