5月20日(木)に生活部講演会が開かれました。
この講演会は毎年様々なテーマを設定し、
思春期を生きる生徒たちに起こりうる諸問題について考える機会を与えています。
今回は高校生と中学生で別のテーマを設定し行いました。
中学生のテーマは「スマホ・インターネットを安全に利用するために」というもので
一貫コースの生活係の教員が講師として話をしました。
「デジタルネイティブ」と呼ばれる現代の子どもたちにとって、
情報モラル教育は当たり前のようにおこなわれてきていますが、
それでもやはりインターネットに関するトラブルは後を絶ちません。
また、インターネットを取り巻く環境はものすごいスピードで様変わりし、
一昔前では考えられなかったようなトラブルも世界中で起こっているようです。
中学生の感想からも、
「使い方について十分気を付けているつもりだったけど、まだ足りない部分もあるので見直したい」
「映像のようなトラブルが実際起きているということを知り驚いた。恐怖すら感じた。」
などという声もあげられていました。
さて、このようなインターネットに関する知識は子どもたちだけに必要なのでしょうか?
もしかしたら、子どもたちより親世代のほうがそのような情報モラルを身につけなければならないかもしれません。
子どもたちは身近な大人から様々なことを学んでいます。
もし、子どものスマホ利用やインターネット利用に関して不安がある、という方がいたら、
ご自身がスマホ・インターネットの安全な利用の仕方についての知識を得て、
さらには、子の模範となっているであろう自分自身の利用の仕方なども振り返りながら、
子どもたちと向き合っていただきたいと思います。