福島成蹊よくある質問


新着情報

2022.05.11

 うれしいお電話をいただきました。

 先日、本校の生徒に関し、2件の電話をいただきました。

 1件目は、先月、道路で苦しそうにしているご高齢の女性を見つけた本校生が救急車を呼んで付き添ってくれたことについて、この女性のご家族からのお礼の電話でした。

 2件目は、ゴールデンウィーク中に、本校生が交通事故の現場に居合わせ、数名で協力し、車道に倒れた方とバイクを安全な歩道に運び、救急車を呼ぶ対応をしたことへのお礼の電話でした。

 どちらも高校2年文理選抜コースの生徒でした。学年の教員がこの生徒たちを呼んで、電話があったことを伝え、その行動を褒めたところ、生徒たちは「昨年11月の救急法講習で『一歩踏み出す勇気を持って下さい。救急車を呼ぶのに躊躇しないで下さい。あなたの勇気が大切な命を救います』と教わったことを実行しただけです」と答えたということでした。

 「救急法講習」は現2年の文理選抜コースが昨年度実施した活動です。このコラムでも活動の様子を紹介しています。

  「コース活動を行いました」→こちら

 私も1度だけ心肺停止の方が倒れている場所に出合わせたことがあります。他の方が一生懸命に心臓マッサージを行っている姿を前に、自分はおろおろして何もできませんでした。倒れていた方は救急車で運ばれ、その後、幸いにも日常生活に復帰しましたが、もし、万が一のことになっていたら、私は生涯、自責の念にさいなまれていたのではないかと思います。

 実はこの生徒たちは皆、野球クラブ員でもあります。日常、実践している礼儀や感謝の思いを行動に移すという習慣が今回の事につながったのかもしれません。普段の訓練の大切さを実感するとともに、それを躊躇なく実行した生徒たちの勇気を誇りに思います。


※写真は昨年の救急法講習時のものです。




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