2024.03.04
ひな人形の季節です(でした)
今年も本校の玄関には「ひな人形」が飾られました。写真では、卒業式のお花も添えられ、いっそう美しいたたずまいとなっています。
このひな人形については、毎年、様々な角度から話題にしてきました。
▶ひな人形の秘密(その②)〔2023/2/6〕→こちら
▶ひな人形の秘密(その①)〔2023/2/3〕→こちら
▶ひな人形〔2022/2/9〕→こちら
今、雛人形を飾る家庭はどのくらいあるのでしょうか?
私が子どものころは、親が妹のために毎年、七段飾りを飾っていました。その人形を譲り受け、私も娘が小さなころは何とか飾っていましたが、その娘も結婚して家にはいません。現在はかろうじてお内裏様とお雛様(という言い方は間違いだと「チコちゃんに叱られる」でやってましたが)の2体を、雌猫2匹(15歳と0歳)のために出しています。
自分も子育てが終わり、あらためて、親から渡された「文化継承のバトン」を、どの程度子どもにつなげたのかな…と考えさせられます。
もちろん、時代は急激に変わっています。文化も変化していきますので、同じことを続けるだけが正解ではないとも思います。
でも、変わらないものは、やはり「想い」ではないでしょうか。ひな人形に込められた、子のすこやかな成長を願う想い。形態は変わっても「想い」をどう伝えるか。そこだけは何とか継承していきたいと感じます。

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