秋といったら芋煮でしょ！ | 福島市の求人　介護老人保健施設リハビリ南東北福島

 秋も深まり、様々な農作物が収穫され、本格的な食欲の秋の到来となりましたが、みなさん、何か秋の味覚は味わったでしょうか？

 だんだんと寒くなってくるこの時期、東北の秋の味覚としてぜひとも食べておきたいのが、暖かい芋煮汁です。

 リハビリ南東北福島でも、毎年恒例の「芋煮会」が開催され、朝から皆で芋煮の準備に大わらわでした。

 去年は山形風の醤油味の芋煮だったのですが、「これも美味しいけれど、やっぱり食べなれた味のほうが・・・」といった意見が多数出たため、今年は味噌と醤油で味を付けた、福島風の芋煮汁となりました。

 エプロンをつけ、包丁を片手に材料を刻む入所者のみなさん。たくさんあったニンジンやゴボウや大根があっという間にカットされていきます。

 これらの材料を煮込むのは、ベランダに置かれた大型のガスコンロに乗った大鍋です。いやー、カレーや豚汁とかもそうですが、煮込み料理って、なんで大きな鍋で煮込むと美味しくなるんでしょうね？もうグラグラと煮立つ鍋を見ているだけで、たまらなくヨダレが出てきます。

 ここまで来れば、ほっとけば完成してしまうのが煮込み料理のいいところ。灰汁を取りつつ日向ぼっこをしながら、のんびりと出来上がりをまつ入所者の皆さん。実に和やかな光景です。

 途中、味見と称してわりとガッツリ食べちゃったりしつつも、ほどなく芋煮汁は完成。今年も出来は上々で、お昼ご飯は美味しい芋煮汁をいただくことができました。

 「やっぱり芋煮は味噌味だよ！」とは福島市出身の入所者さんのお言葉。やっぱり、こういう地元の行事は、慣れ親しんだ味を楽しむのが一番みたいですね！