流し素麺で涼しいひと時 | 福島市の求人　介護老人保健施設リハビリ南東北福島

 夏らしい食べ物といえば、スイカにかき氷、冷やし中華と色々ありますが、暑い夏の一番のごちそうは、やっぱり冷たく冷えた素麺です。

 リハビリ南東北福島では、利用者の皆さんに冷たい素麺と共に楽しいひと時を味わってもらおうと、この時期になると流し素麺をしています。時間はお昼時。スタッフたちの手によってフロアに設置される全長３ｍの流し素麺装置は、ホームセンターで材料を買い集め、工夫に工夫を重ねて作成した手作り品です。

 「工夫って、ただ竹の樋を繋げればいいだけだろ？」とお思いの皆さん。それは甘い。何が難しいって、樋の角度が難しいんです。

 角度が急すぎれば、素麺が猛烈なスピードで流れ去り、キャッチするヒマがなくなってしまいますし、逆に浅すぎると流れが悪くなってしまい、途中で素麺渋滞＞詰まる＞大洪水！・・・という悲惨な結果に終わってしまいます。この角度を割り出すのに、何度施設の床を濡らしたことか！

 そんな苦心して作った流し素麺装置ですが、おかげで素麺の流れは快適そのもの。利用者の皆さんも、スタッフがどんどん流す素麺を、一生懸命に笑顔ですくっていました。ザルに大量に用意した素麺も、皆が次から次へとツルツル食べてしまい、あっという間に空っぽに。流し素麺は久しぶり、という人から、初めてやった、という人まで、みなお腹いっぱい素麺を食べ、暑い夏の涼しいランチを楽しんでもらえたようです。