福島市の自立訓練・就労移行支援 「福島市就労支援凸」

福島市就労支援凸

2026.05.16

【#29_代表ブログ・前編】ASDの就労支援がうまくいかないケース①:怒りに振り回される「医療が必要な段階」

 

こんにちは!

福島市就労支援凸です。

 

本日のブログも、

代表の遠藤が日々の気づきを記録したデータからお届けします。

 

今回は、

自閉スペクトラム症(ASD)がある方の就労支援で、

正直な「うまくいかないケース」

についてのリアルなお話です。

 

前編と後編に分けてお届けします。

 

◆ASD支援の専門性には自信がある。それでも「全員」はうまくいかない

 

凸は、

発達障害、特に自閉スペクトラム症(ASD)がある方の

就労支援において、専門性が高いと自負しており、

親御さんからも一定の満足感をいただいていると考えています。

 

しかし、正直なところ、

10人いたら10人全員が就労に結びつくわけではありません。

 

うまくいかないケースもあり、

そこに私たち支援側の無力さを感じることもあります。

 

◆うまくいかないケース第1位は「まだ医療が必要な段階」の方

 

うまくいかないケースの第1位は

「まだ就労する段階にはなく、

医療の措置を受けるのが第一」という方です。

 

自閉スペクトラム症の大きな特徴として、

「自分の興味があることはやりたいが、

やりたくないことはやらない・できない」

という点があります。

 

そのため、

自分にピンとこないアドバイスは、

たとえ主治医や支援員からの言葉であっても

届きづらい傾向があります。

 

二次障害的な症状が強く出てしまっており、

寛解から遠い状態の方は、

自分自身が症状に振り回されてしまっています。

 

そして、

自分が振り回されているがゆえに、

「怒り」や

「イライラ」といった感情で

周囲をも振り回してしまうことが多いです。

 

 

◆怒りで他人の尊厳を踏みにじるなら、まずは社会より「医療」へ

 

凸は、利用者さん、その人の尊厳を

尊重する事業所でありたいと考えています。

 

しかし同時に、

他の利用者さんの尊厳も守らなければなりません。

 

怒りやイライラで

他人の尊厳を踏みにじるような言動が

一線を越えてしまうと、

事業所としての「安心安全」を維持できなくなってしまいます。

 

怒りの感情に振り回され、

それを他人にぶつけてしまう状態の方は、

社会に出ない方がご本人のためにもなります。

 

そのまま就労しても、

受け入れた組織が大変な思いをするのは目に見えていますし、

ご本人も辛いだけです。

 

だからこそ、

まずは医療に繋がり、

自分に余裕を持てるようになることが最優先なのです。

 

>>後編では、うまくいかないケース第2位

「受動型の罠」と、支援員が陥りやすい「境界線」の問題

についてお届けします!

 

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