福島市の自立訓練・就労移行支援 「福島市就労支援凸」

福島市就労支援凸

2026.06.03

【#42_代表ブログ】「絶対に勝てない」を覆した経験。AI時代にこそ必要な「失敗を糧にする力」(前編)

こんにちは!

福島市就労支援凸(デコ)の代表、

遠藤一歩です。

 

このブログは、

私が日々の支援や運営の中で感じた「気づき」

を基に言葉にしています。

 

今日は、私がなぜ今の

「凸の支援スタイル」に行き着いたのか、

そのルーツとも言える学生時代の個人的なエピソードと、

これからのAI時代に必要な「力」

についてお話ししたいと思います。

 

 

◆100kg超えの先輩に、毎日ぶっ倒される日々

私は大学時代、

アメリカンフットボール部に所属していました。

 

当時の私は食べても太らない細身体質で、

毎日身体をぶつけ合うアメフトにおいて

「体重が軽い」というのは致命的でした。

 

チームには体重100kgを超え、

しかも筋肉の塊のような、

とてつもなく強烈な先輩がいました。

 

毎日全力でぶつかっても、

まるで大人と子供のようにぶっ倒され、

時には動物としての無力感や屈辱感を味わう日々でした。

 

しかし、

私は「どうせ勝てない」と思いながらも、

諦めきれませんでした。

 

「ワンチャン勝てるんじゃないか」と

先輩の癖を必死に観察し、

「少し下から角度をつける」

という工夫を繰り返しました。

 

そしてある日、

微調整の末に見つけた「完璧な角度」でぶつかった瞬間、

あの絶対的な先輩を倒すことができたのです。

 

部内は大騒ぎになり、

私は一時的にスーパーヒーローになった気分を味わいました。

 

結局10回中8回は負けるのですが、

「10回中2回は勝てる」という成功体験を手に入れたのです。

 

 

◆諦めない「謎の自信」はどこから来たのか?

 

毎日ぶっ倒されながらも、

なぜ私は諦めずに立ち向かえたのか。

 

それは、私の中に「謎の自信」があったからです。

 

この自信は生まれつきのものではなく、

祖父母からの深い愛情によって後天的に育まれたものです。

 

祖父母は、私が家の物置を秘密基地にしたり、

犬小屋をDIYで作らせてくれたりと、

自分で何かを成し遂げようとする

私の意欲を決して否定しませんでした。

 

失敗しながらも

自分で工夫して「できた!」という小さな充足感。

 

これを心理学やビジネスの世界では

「IKEA(イケア)効果」

と呼んだりします。

 

自分で組み立てた家具に特別な愛着と満足感を抱くように、

「自分で試行錯誤してやり遂げた経験」こそが、

自己肯定感という揺るぎない自信の土台になるのです。

 

 

◆AI時代に求められる「レジリエンス」

 

現在、私たちは生成AIを活用し、

「失敗しないための正解」

を簡単に引き出せる時代を生きています。

 

しかし、

どんなにAIが正解風の答えを出しても、

その前提条件を読み取り、

判断し、

実際に行動に移すのは「人間」です。

 

人間の認知には歪みがあり、

実行する過程で必ずつまずきや失敗が生まれます。

 

だからこそ、

これから本当に必要なのは、

失敗しないことではなく、

「失敗を糧にしてしなやかに立ち直る力(レジリエンス)」

なのです。

 

凸の支援でも、

この「小さな試行錯誤と成功体験(IKEA効果)」

をとても大切にしています。

 

後編では、

今のコスパ重視の社会の中で、

私たちがどうやって皆さんの「伴走者」になろうとしているのか

についてお話しします。

 

(後編に続く)

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