福島市の自立訓練・就労移行支援 「福島市就労支援凸」

福島市就労支援凸

2026.07.30

#91【代表ブログ】凸(デコ)は「元気付け屋」さん。苦手を克服するより「自分で選ぶ」支援の本質(前編)

こんにちは!

福島市就労支援凸(デコ)の代表、

遠藤一歩です。

 

このブログは、

私が日々の支援や運営の中で感じた

「気づき」を基に言葉にしています。

 

本日は、

毎月開催しているイベントの中でお話しした

「そもそも凸(デコ)って何屋さんなの?」

というテーマについて、

私たちの根幹となる考え方を改めてお伝えしたいと思います。

 

◆ 凸(デコ)は「就労支援」ではなく「元気付け屋」さんです

 

結論から言うと、

私たちは「元気付け屋さん」です。

 

例えば、

外国の方が日本に来て、

読めない看板の前で困っていたとします。

 

しかし、

そこに英語で「インフォメーション」と書いてあれば、

「あ、そういうことね」と理解でき、

自分が何をすべきかが分かってホッとしますよね。

 

人が困っている状態というのは、

「何をすればいいか分からない」

「何をやってもうまくいかなそう」

と混乱している時です。

 

そこから情報が整理され、

「これをやればいいんだ」

「これならできそう」と見通しが立った時、

人には活力がみなぎり、

元気に動き出すことができます。

 

これこそが、私たちの大きな役割です。

 

 

◆ 苦手を克服する「ボコ埋め」はもうやめよう

 

事業所名の「凸(デコ)」には、

深い意味が込められています。

 

日本の学校や社会では、

「楽しいことはダメで、苦しいことに耐えるのが美しい」

「苦手なことを克服しようとする姿勢が素晴らしい」

という風潮が根強くあります。

 

そのため、

多くの方が自分の

「ボコ(苦手なこと)」を必死に埋め、

平均的な人間になろうと苦しんでいます。

 

しかし、

私たちは「そんなことはやめようぜ」

と考えています。

 

苦手なことの克服にエネルギーを使うのではなく、

その人が持つ

「凸(得意なこと・強み)」

に熱量を注いで生きていく方が、

絶対に楽だし成果も出ます。

 

だからこそ「凸(デコ)」という名前なのです。

 

 

◆ アドバイスは届かない。支援の本質は「孤立の解消」

 

相談に来られる方の多くは、

「あれもできない、これもできない」

と下を向き、

「できるようになりたい」

と焦って混乱しています。

 

しかし、そこで支援者が

「お前はこれが苦手だからこうしろ」

と正論でアドバイスをしても、

本人の心には全く響きません。

 

それどころか「うるせえな」と

心を閉ざしてしまいます。

 

なぜなら、ご本人は

「自分は一人ぼっちで、何をやってもうまくいかない」

という強い孤立感を感じているからです。

 

だからこそ、

私たちは安易なアドバイスはしません。

 

まずは対等な対話を通して「孤立感」を解消し、

一緒に伴走していくことが支援の第一歩(本質)だと考えています。

 

後編では、

人が自ら動き出すための

「脳科学的なアプローチ」と、

私たちが実践している具体的な作戦についてお話しします。

(後編に続く)

◆ 福島市就労支援凸(デコ)

 

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