こんにちは!
福島市就労支援凸(でこ)の代表、
遠藤一歩です。
このブログは、
私が日々の支援や運営の中で感じた
「気づき」を基に言葉にしています。
◆ 凸(でこ)は「矯正施設」ではない。型にはめ込む支援のご法度
福島市就労支援凸(でこ)では、
利用者さんに対して
「こう変わりなさい」
「この型に当てはまりなさい」といった
強制や矯正をすることは一切ありません。
福島市就労支援凸において、
一つの枠組みや価値観に無理やり押し込んでいくような
「矯正」はご法度であると、
私は普段からスタッフに伝え続けています。
例えば、
発達障害の特性をお持ちの方の中で、
度々話題にのぼるのが
「スマートフォンへの依存(作業中のスマホいじり)」
です。
世間一般では
「スマホを触るのはサボりだ」
「自制心が足りないから目に入らない場所に置こう」と、
本人の意思や行動を無理やり矯正しようとしがちです。
しかし、
凸(でこ)ではそうした
表面的な決めつけや
矯正アプローチはとりません。
◆ なぜスマホから離れられないのか?「実行機能」と脳の仕組み
発達障害の特性を持つ方は、脳の
「実行機能」
(順序立てて計画し、行動をスムーズに切り替える機能)
に困難さを抱えているケースが多くあります。
「次に何をすればいいか分からない」
「どう進めればいいか迷う」
という不透明な状況に直面したとき、
脳内には強い不安や不快感が生じます。
すると、
脳はその不快感を手っ取り早く解消しようとして、
すぐに手元にあって簡単に
快楽物質(ドーパミン)を得られる
スマートフォンへと
無意識に手を伸ばしてしまうのです。
さらに、
行動の切り替えが苦手な特性が重なることで、
気づけば何時間もスマホから離れられなくなってしまう。
これが「スマホ依存」と
呼ばれる現象の真のカラクリです。
これは
本人の根性や自制心の問題ではありません。
お医者さんや薬でも
簡単に消せるものではなく、
ましてや
周りから叱責されたり
スマホを没収されたりすれば、
本人に
強いストレスと不快感
が残るだけです。
◆ 本人を無理に変えるのではなく、「迷う瞬間(判断の隙間)」を消す環境設計
では、どうすればよいのでしょうか。
解決策は、
本人を無理やり矯正することではありません。
「次に何をすればいいか分からない」
という迷いや
判断の瞬間(隙間)を
環境から消してあげることです。
これを
「構造化(環境設計)」
と呼びます。
次に行う
作業や手順、スケジュールが
視覚的・具体的(構造的)に
整理されていれば、
「何をしていいか迷う不安」
そのものが生じません。
不安が生じなければ、
脳が手軽なドーパミンを求めて
スマホに向かうという
流れ自体が遮断されるのです。
障害特性による困難さを
正面から否定して変えようとするのではなく、
環境の側を工夫して
「迷う構造」を取り除いてあげること
こそが、本来の発達障害支援のあるべき姿です。
◆ 「わからない状態を作らない」企業と支援現場の原理原則
この視点は、
事業所内での訓練にとどまらず、
障害者雇用を行う企業や
就労定着支援の現場においても
全く同じ原理原則となります。
職場において
「何をすればいいか分からない状態」
を放置したまま、
本人のやる気や態度を
責めるのは筋違いです。
正確なアセスメントに基づき、
本人が迷わず
安心して作業に取り組めるような
マニュアル作成や
手順の視覚化(環境調整)を
行うことこそが、
現場と本人双方を守る鍵となります。
「スマホはサボり」
「自分がサボってしまうのは意志が弱いからだ」
と自分を責める必要はありません。
凸(でこ)では、
あなたが無理なく、
迷わずに力を発揮できる
「環境の整え方」
「自分の取扱説明書」を、
多角的な視点から一緒に設計していきます。
◆ 福島市就労支援凸(でこ)
自立訓練(生活訓練)・就労移行支援・就労定着支援
[見学・相談のお申し込みはこちら] https://forms.gle/GavsQwRRMJjKHFWZ9
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💬 「ついついスマホを触って作業が止まってしまう」
「意思が弱くてダメな人間だ」とご自分を責めていませんか?
それは決してあなたの怠けや意思の弱さではなく、
次にするべきことが見えない不安から
脳を守ろうとしている自然な反応かもしれません。
凸(でこ)では、
あなたを無理に矯正するのではなく、
迷わず安心して動ける
「環境(構造)」を一緒に作っていきます。
まずは
あなたの日常の「困りごと」を、
私達にそのまま聴かせてくれませんか?