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2020.04.23
成蹊を探れ！ 第４回 輝くクラブ実績 ～最強クラブはどこだ!?～
現在、本校には運動系・文化系合わせて２７のクラブがあります。昨年度は全ての運動系クラブが県大会以上に出場し、文化系も活発に活動しています。
今回はクラブの実績を、以下の条件でランキング形式でまとめてみたいと思います。
①運動系クラブをエントリー（文化系クラブは統一した大会が少ないため）
②高校総体の福島県大会の団体優勝回数をカウント（最もメインとなる大会のため）
③昭和23年から平成25年までの６６年分を統計（「福島成蹊百年史」に掲載されている範囲）
第５位 フェンシングクラブ（女子） 優勝５回（平３，５，６、７，14）
フェンシングクラブは「ふくしま国体」を控えた平成２年に結成。翌、平成3年に初優勝を果たした。以後、同地区の強豪、福島商業高校や川俣高校と激しく優勝を争った。平成5年からは3連覇を果たしたが、その後、部員数の減少などもあり、しばらく学校対抗での全国出場は遠ざかっていた。2002年（平成14）に7年ぶりに学校対抗を制し、茨城インターハイへに出場。ベスト１６まで勝ち上がる活躍を見せた。平成18年に休部となった。
第３位（同率） 卓球クラブ（女子） 優勝７回（昭29、32、34、35、36、37、42）
新制高校となり、部活動が活発化した時代、「卓球の成蹊」の名を県下に轟かせた看板クラブ。宮町校舎時代（「成蹊を探れ！第１回」参照）に２度優勝。上浜校舎移転後も昭和34年から県大会４連覇は当時、県下初の快挙であった。昭和37年には女子シングルス、女子ダブルスも優勝し、「全種目制覇」の偉業を成し遂げた。新聞には「成蹊女」の文字が躍り、本校の躍進の象徴ともなった。
第３位（同率） テニスクラブ（女子） 優勝７回（昭和52、平４、６、７，８、９、10）
昭和5２年に初優勝。福島で高校総体全国大会（インターハイ）が開催された昭和53年は、県準優勝だったものの地元枠で全国大会出場、ベスト１６に進出した。昭和54年には福岡県で開催された春の高校選抜大会に初出場しベスト１６。以後、平成前期にかけて安定して県の上位に進出する常勝チームとなった。現在は男子、女子共、県北地区のチャンピオン。県の上位を狙う実力を蓄えている。
第２位 水泳クラブ（女子） 優勝９回（昭59、63、平元、４，５，15、19、20、21）
プールがない本校においては、水泳は「愛好会」からスタート。様々な方の助力により、福島市民プールで練習していた。生徒達はプールや体育館の清掃を率先して行い、福島市長、県知事からも表彰された。着実に実力をつけ、昭和末から平成にかけて９度の県制覇。現在でも全国大会の常連。男子も平成22年に県高校総体初優勝。昨年は福島県勢50年ぶりの東北優勝を果たすなど、実力を発揮している。
第１位 新体操クラブ（女子） 優勝１４回（平９～22）
昭和25年頃に設立された「音体部」が前身。初優勝は平成９年、音体部が新体操競技に参加するようになってから２０年目の年、当時、絶対女王であった郡山女子大附属の８連覇を阻み、悲願の初優勝。その後、１４年に渡って新女王として君臨。「新体操の成蹊」の一時代を築いた。平成18年には高校総体全国７位、全国選抜でも４位と、大きな成果を上げ、マレーシアの国際大会でも優勝するなど、実績は顕著であった。現在は活動していない。
残念ながら、全国インターハイにおいては、個人も含め、まだ優勝は出ていません。最高位は卓球女子シングルス準優勝の奥村厚子さん（昭和30年）、フェンシング女子サーブル準優勝の佐々木陽菜さん（平成25）。国民体育大会では、平成25年の東京国体で服部翼さんが競泳少年B１００Mバタフライで優勝を果たしています。
今回は創立１００年である平成25年までをまとめましたが、その後、ここ数年は水泳クラブと陸上競技クラブが福島県チャンピオンとして全国大会に出場することが多くなっています。どちらの部にも全国上位を狙える選手がおり、成蹊史上初のインターハイ全国優勝の期待もかかっています。
皆さんに興味を持ってもらうため、今回はこんなランキングを作ってみましたが、本来、部活動は教育活動であり、目的は生徒の成長にあります。勝利を目指して努力することに意味があり、その結果として、勝って得られる成長もあれば、負けて得られる成長もあります。もちろん、文化系クラブも同様です。現在、大会やコンクールの実施が不透明な状況です。健康・命が最優先ということには議論の余地はありませんが、生徒が大きく成長できる機会が何らかの形で確保できることを願ってやみません。
福島成蹊高等学校ホームページ→http://www.f-seikei.ed.jp/hs/
福島成蹊中高一貫ホームページ→http://www.f-seikei.ed.jp/jhs/
今回はクラブの実績を、以下の条件でランキング形式でまとめてみたいと思います。
①運動系クラブをエントリー（文化系クラブは統一した大会が少ないため）
②高校総体の福島県大会の団体優勝回数をカウント（最もメインとなる大会のため）
③昭和23年から平成25年までの６６年分を統計（「福島成蹊百年史」に掲載されている範囲）
第５位 フェンシングクラブ（女子） 優勝５回（平３，５，６、７，14）
フェンシングクラブは「ふくしま国体」を控えた平成２年に結成。翌、平成3年に初優勝を果たした。以後、同地区の強豪、福島商業高校や川俣高校と激しく優勝を争った。平成5年からは3連覇を果たしたが、その後、部員数の減少などもあり、しばらく学校対抗での全国出場は遠ざかっていた。2002年（平成14）に7年ぶりに学校対抗を制し、茨城インターハイへに出場。ベスト１６まで勝ち上がる活躍を見せた。平成18年に休部となった。
第３位（同率） 卓球クラブ（女子） 優勝７回（昭29、32、34、35、36、37、42）
新制高校となり、部活動が活発化した時代、「卓球の成蹊」の名を県下に轟かせた看板クラブ。宮町校舎時代（「成蹊を探れ！第１回」参照）に２度優勝。上浜校舎移転後も昭和34年から県大会４連覇は当時、県下初の快挙であった。昭和37年には女子シングルス、女子ダブルスも優勝し、「全種目制覇」の偉業を成し遂げた。新聞には「成蹊女」の文字が躍り、本校の躍進の象徴ともなった。
第３位（同率） テニスクラブ（女子） 優勝７回（昭和52、平４、６、７，８、９、10）
昭和5２年に初優勝。福島で高校総体全国大会（インターハイ）が開催された昭和53年は、県準優勝だったものの地元枠で全国大会出場、ベスト１６に進出した。昭和54年には福岡県で開催された春の高校選抜大会に初出場しベスト１６。以後、平成前期にかけて安定して県の上位に進出する常勝チームとなった。現在は男子、女子共、県北地区のチャンピオン。県の上位を狙う実力を蓄えている。
第２位 水泳クラブ（女子） 優勝９回（昭59、63、平元、４，５，15、19、20、21）
プールがない本校においては、水泳は「愛好会」からスタート。様々な方の助力により、福島市民プールで練習していた。生徒達はプールや体育館の清掃を率先して行い、福島市長、県知事からも表彰された。着実に実力をつけ、昭和末から平成にかけて９度の県制覇。現在でも全国大会の常連。男子も平成22年に県高校総体初優勝。昨年は福島県勢50年ぶりの東北優勝を果たすなど、実力を発揮している。
第１位 新体操クラブ（女子） 優勝１４回（平９～22）
昭和25年頃に設立された「音体部」が前身。初優勝は平成９年、音体部が新体操競技に参加するようになってから２０年目の年、当時、絶対女王であった郡山女子大附属の８連覇を阻み、悲願の初優勝。その後、１４年に渡って新女王として君臨。「新体操の成蹊」の一時代を築いた。平成18年には高校総体全国７位、全国選抜でも４位と、大きな成果を上げ、マレーシアの国際大会でも優勝するなど、実績は顕著であった。現在は活動していない。
残念ながら、全国インターハイにおいては、個人も含め、まだ優勝は出ていません。最高位は卓球女子シングルス準優勝の奥村厚子さん（昭和30年）、フェンシング女子サーブル準優勝の佐々木陽菜さん（平成25）。国民体育大会では、平成25年の東京国体で服部翼さんが競泳少年B１００Mバタフライで優勝を果たしています。
今回は創立１００年である平成25年までをまとめましたが、その後、ここ数年は水泳クラブと陸上競技クラブが福島県チャンピオンとして全国大会に出場することが多くなっています。どちらの部にも全国上位を狙える選手がおり、成蹊史上初のインターハイ全国優勝の期待もかかっています。
皆さんに興味を持ってもらうため、今回はこんなランキングを作ってみましたが、本来、部活動は教育活動であり、目的は生徒の成長にあります。勝利を目指して努力することに意味があり、その結果として、勝って得られる成長もあれば、負けて得られる成長もあります。もちろん、文化系クラブも同様です。現在、大会やコンクールの実施が不透明な状況です。健康・命が最優先ということには議論の余地はありませんが、生徒が大きく成長できる機会が何らかの形で確保できることを願ってやみません。
福島成蹊高等学校ホームページ→http://www.f-seikei.ed.jp/hs/
福島成蹊中高一貫ホームページ→http://www.f-seikei.ed.jp/jhs/
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